n0051a
n0051b
n0051c
n0051d
ディスクの傷のせいで・・具体的には美樹原と館林が出ると80%くらいの確率でフリーズしてました。
だからそいつらが出てきたら発言させないように会話を飛ばすボタンを連打してた。


知的財産の話をしますと、
著作権の保護対象の著作物ってのは美術、音楽、文学、映画、写真、建物なんかに分かれてて、
テレビゲームは映画の著作物に分類されるんですね。
著作権に関する争いは裁判でケリをつけるわけですが、1つ1つの事件に名前がつくんですよ。
で、ときメモに関する事件の名前は「ときめきメモリアルメモリカード事件」。
通称「ときめきメモリアル事件」。
なんか真面目なんだかふざけてんだかよくわからない事件名ですよね。
(他に「超時空要塞マクロス事件」とかも名前が面白い)

ときめきメモリアル事件ってのは、ある会社がときメモの主人公のパラメータを初めから最強の状態にすることができるプログラムを作って、メモリカードの形で販売してたのをコナミが訴えたものです。
著作権の紛争では大抵「コピーしたかどうか」が問題となるのですが、そうではなくここでは同一性保持権の侵害(著作者の意に反する改変)が問題となっています。
被告の主張は「ゲーム本体のプログラム自体を改変するものではない」というもので、確かに一理あるという感じはします。メモリカード売ってるだけなので、実際に改変行為をしているのはプレーヤーであるとも思えます。
地裁では被告の主張が認められましたが、高裁では原告(コナミ)が勝訴しました。
判決としては、「パラメータをいじることで、本来の条件を離れた特異なストーリーの展開を示すことになり、その点においてストーリーの改変に当たる」ということでした。
また、改変を行っているのはユーザーにも見えますが、原告はその行為に主体的に手を貸しているのでアウトであると。まぁそうですよね。改変用プログラムを売ることに問題が無いとしたら犯罪やり放題だもんね。

ところで違法行為ではあったけど、コナミはこの侵害行為で何か損害があったのかな?

 ↓一日一回クリックして貰えると励みになります!